自治会長さんへのご挨拶【空き家対策】

ホープフルライフの野上です。今回も空き家についてのお話になります。私は普段から施工現場に行くと近隣を歩いてその町の雰囲気を感じるようにしています。剪定や伐採の際に現場で危険がないように、歩行者の方に説明をしたり、近隣の方にご挨拶などを行うとほとんどの方が「あの家もやってほしい。」「ここも見てほしいんだけど所有者がいないから・・・。」「自治会長さんには伝えたんだけど・・・。」と言ったお話をされます。そこで今回、私は市役所のまちづくり政策課の方に連絡をさせていただき、自治会長さんへの連絡が出来ないかを確認しました。そして、実際に空き家に困っている方がいる現状を伝えたところ、いくつかの自治会長さんと連絡をとることが出来ました。そこで分かったことは以下の点です。

①自治会長さんに相談に来られる方がいる

 空き家に限らず、近隣のお困りごとなどで相談に来られる方がいらっしゃるようです。ただし、事態が切迫しているケース(空き家から生えている木の枝が道路を塞いでいる等)が多く、対処をするにも緊急性が高いため即時の判断で自治会長さん自体が対応(剪定など)をすることもあるとのことでした。

②現在の所有者の方がどこにいるかまでの把握は難しい

 空き家になってしまうということは、元々の住人の方が既にいなくなっているということです。言い換えれば、施設に入所されていたり、入院されていたり、場合によっては亡くなっているケースもあります。後見人、相続人の方が近隣の方と交流があればよいのですが、そうでないことも多くなっているということでした。お話をさせていただいた自治会長さんの中には関西の方から、実家の後片づけに来ていた娘さんをたまたま見つけ、連絡先の交換が出来たから良かったと安堵されている方もいらっしゃいました。

まとめ

 今回、下関市の自治会約800件のうちの一部の方に対してご連絡をさせて頂き、弊社の取り組みをお伝えさせていただきました。お会いさせて頂いた方のほとんどの自治会長さんが空き家対策について頭を悩ませている状態でした。弊社としては大事なおうちの資産価値を守るという思いで仕事をさせていただいていますが、現在住まれている住人の方のおうちを守るためにも空き家の管理は大切だと思っています。例えば石垣が崩れてしまい、近隣住民の方を怪我させるなど大きな事故に繋がることもあるため、人口減少都市の空き家対策に今後も力を入れていきたいと考えております。是非、近隣のおうちでお困りごとなどがありましたら、お気軽に弊社までお問い合わせください。

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